Message
社長メッセージ
会社を知る
「やり場」を
つくり続け
ることは、
私の責任
代表取締役社長関谷 宏
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社長メッセージ
会社を知る
代表取締役社長関谷 宏
メンテックは現在、国内シェア99%、アジアでも70%と安定した事業を行っています。しかし、それに甘んじることなく、さまざまな領域へ進出しようとしています。
これまで手がけてこなかった領域には、まだ世界の誰も解決できていない難易度の高い課題を抱えるお客様が多いと予想していますが、メンテックは果敢に挑戦していきます。
未知の領域に挑戦する上で、経営者として考えるべきは、まず、現在のビジネスモデルや経営戦略を時代の流れに適合させ、常に優位性を獲得するための戦略です。
しかし、それ以上に重要なのは、社員が情熱を持って取り組める「やり場」、すなわち活躍する舞台、成長のチャンスを創り上げることだと私は考えます。
活躍の舞台があれば、社員は情熱を持って仕事に取り組むことができます。それは多様なスキルを身につけ、成長するチャンスにもなります。
成長し、より難易度の高い課題を解決できれば、お客様満足を超えた感動=ベネフィットを提供できます。仕事を通じて社会に貢献している実感も、より強く持てるようになるはず。その結果、さらに一層、情熱を持って仕事に取り組めるようになるでしょう。
これまでもメンテックは、社員の活躍する舞台、成長するチャンスをつくってきました。
そして、それに伴い、会社の目指すもの、ビジョンも変えてきました。
メンテックはこれまで、薬品、装置、システムの独自技術で、紙のリサイクルに関わるお客様の困りごとを解決、「地球に優しい紙づくり」を支えてきました。
2010年には中国、2017年にはドイツ、フランス、スペイン、ルーマニアなど欧州に進出、2022年にはアメリカで本格的に営業を開始。日本発の技術で世界に広めていくことを目指し、活躍の場、成長のチャンスを世界に広げてきました。
現在はこれに加え、AIやIoTを活用して「SmartPapyrus®(スマートパピルス)」などを開発、現場の環境改善や人手不足などを解消したいお客様と二人三脚でDXを進めています。
「地球」に加えて「人にも優しい紙づくり」を支える存在を、メンテックは目指すようになり、社員の活躍の場、成長のチャンスも、最先端の技術領域へと広がりました。
将来的には「紙づくり」だけではなく、「ものづくり」へ領域を広げたい。現在、プラスチックや建設資材など紙以外のリサイクルにも、少しずつ進出し始めています。
「地球に優しい紙づくりを支える」から「地球にも人にも優しい紙づくりを支える」、そして、「地球にも人にも優しいものづくりを支える」へ。目指すものが変わることで、「やり場」も広くなっていくでしょう。
「やり場」をつくることには、私個人の強い想いがあります。
いつのころからか、私は社員の結婚式に招待されるとプレッシャーを感じるようになりました。
結婚式では、社員がご両親や親族に大切に育てられた息子さん、娘さんであることを実感します。そんな方々の人生に自分は責任を持たなければならない。そう考えると、ご両親から注がれたビールに胃が痛くなるほどでした。
就職希望者の方に内定を受諾いただくときもそうです。ご本人だけでなく、ご両親からも「この会社でいい」と認めていただいた期待を裏切るわけにはいけません。
いわば見えないご両親にビールを注がれるようなもの。内定式は、今でもとても緊張します。
そのたびに、社員のためにメンテックを何十年も存続できる企業にしなければいけない、そして、社員の活躍の場をつくり続けていかなければいけないと強く思います。
あなたの「やり場」も必ず用意します。ここで情熱を持って仕事に取り組み、成長していきませんか。