Interview

環境に対する意識の高いヨーロッパで、主力事業の技術提案を行う

S.E

技術営業職(SE)

海外営業部 MtEU

2015年 中途入社

生物システム応用科学専攻 修士課程修了

Profile

飲料メーカーでの生産管理を経て、2015年メンテックへ入社。現在は海外営業部にて、欧州向けに汚れ防止技術の技術提案を担当。

紙づくりを支えるという理念に、親近感と魅力を感じた

Q前職の仕事内容と転職理由は?

前職の飲料メーカーでは生産管理の仕事をしていました。
生産設備の管理や保守計画の策定などを通して、生産効率の向上を推進するのが主な業務でした。
業務の中でさまざまなメーカーの技術者に出会い、製品のプロフェッショナルとしてお客様の課題を解決する仕事に魅力を感じ、自身のキャリアパスの一つとしてとらえ転職を活動を始めました。

また、私の場合は英語が多少できたので、技術を掛け合わせることでより職業の幅が広がると思い、海外展開に積極的な企業や、外資系のメーカーをターゲットにしていました。

Qメンテックを選んだ理由は?

前職が紙パック製品を製造する会社だったので、古紙のリサイクルや紙という素材自体にも興味があり、紙づくりを支えるという理念にも大変親近感と魅力を感じました。
非常にニッチな技術にも関わらず、当時は日本を中心に中国・東南アジアへと海外展開しており、とても面白く思ったのを覚えています。

面接のやりとりから非常にロジックを大切にする会社だと感じ、自分の性根に合っていて働きやすそうだと思いました。

その一方で、英語も海外経験もないことの不安を率直に話すと「そんなの関係ないよ!」と明るく笑い飛ばしたり、過去の技術的な失敗を楽しそうに話す一面も。論理を大切にしつつも挑戦する心を忘れない社員の方々を見て、入社を決めました。

メンバーや代理店と協働、他社の技術では満足していないお客様に、解決策を提案

Q現在の仕事内容は?

現在はメンテックの欧州会社である「Maintech Europe GmbH」で、欧州の製紙会社様向けにメンテックの主力事業である、乾燥区間の汚れ防止技術の販売を担っています。

欧州では環境への意識が高いことから、古紙の利用やエネルギー効率の向上に非常に積極的です。
メンテックの製品分野においては競合他社の製品もありますが、効果やメンテナンス性の点でまだお客様が満足できるレベルに至っていないケースがあります。私はそういったお客様に対し、メンバーや代理店などと協働しながら課題のヒアリングを行い、メンテックならではの解決策を提供しています。

また、メンテックの技術は非常に特殊で、モデルとなるものが市場に存在しないため、技術を新入社員に教育したり、欧州独特の事情に合わせてマイナーチェンジしていくことも大事な仕事です。

自分の考えた仮説が、現象とぴったり一致するとうれしい

Q仕事でやりがいやモチベーションを感じるときは?

ヒアリングやテストなどで自分の考えた仮説がぴったり実機現象と一致するととてもうれしいです。

抄紙機の挙動はとても複雑ですし、我々の製品についても直接その挙動を目視することは非常に困難です。そのためメンテックでは限られた情報からどのようにして現象が発生しているのかを考察する仮説思考を重要視しています。

当然1台1台違うお客様の生産設備に対し毎回同じロジックは通用しないのですが、自分やお客様の知識や経験を総動員して立てた仮説が、ぴったりはまって効果が出るととてもうれしいです。

語学と技術の壁を乗り越え、専門性を身に付け、信頼を得る

入社直後に担当した東南アジアでは、語学力も技術知識も十分でなく、大きな壁を感じました。特にトラブルや提案時の質疑などでは、自分の理解不足で即答できず悔しい思いをしたこともあります。

代理店からも同行訪問の中でいろいろと教えてもらったり、現場での疑問を社内に持ち帰って、ラボの先輩社員と議論させていただくなどして、次の訪問では自分の言葉で説明できるよう準備を重ねました。こうした積み重ねにより徐々に対応の幅が広がり、専門性を身に付けていくことができました。

その結果、代理店からも「説明が分かりやすくなった」と声をいただいたり、担当エリアを離れる際に惜しまれるなど信頼関係の構築にもつながりました。専門性の成長が信頼を生み出したと実感できたこの経験は、今でも強く印象に残っています。

海外で得た知見を日本の開発現場に還元、刺激を与え合う循環をつくりたい

Q将来の目標は?

短期的には、メンバーの教育やマネジメントを通じて、営業や技術サービスが現地で持続的に成果を上げられる体制を整えることを目標としています。併せて、地域特有の課題や工夫が必要な点についても技術面と営業面の双方から改善を重ね、よりよい形にしていきたいと考えています。

将来的には、日本で開発が進められている新しい技術を海外で展開するとともに、海外で得た知見を日本の開発現場に還元し、相互に刺激を与え合う循環をつくりたいです。グローバルな視点で価値を循環させる役割を担うことが、私のキャリアプランです。

メンテックは、自由度と距離感の近さが同時に存在

Qズバリ、メンテックの魅力は?

メンテックの魅力のひとつは、自由度と距離感の近さが同時に存在していることだと思います。

自分で考えて動ける裁量が与えられている一方で、困ったことがあればすぐに周囲に相談でき、必ず誰かが知恵や経験を持ち寄ってくれる環境があります。入社当初、知識や経験が不足していたころも、この雰囲気に支えられ、安心して挑戦を重ねることができました。

大きな組織では分業が進んでいて自分の役割に閉じがちですが、メンテックでは職種を越えて自然に助け合う風土が根付いています。挑戦の自由と支え合いの安心感が両立していることは、入社して初めてわかる魅力だと感じています。

Q充実していると思う社内制度は?

ビジネススキルの研修や、語学の研修を社費で受けられ業務で非常に役に立っています。
また、ドイツへの赴任にあたっては帯同家族の語学研修も補助され、新生活を始めるにあたり心強かったです。

Schedule

ドイツ → ルーマニア
ルーマニア
ルーマニア → フランス
フランス → ドイツ
ドイツ

05:00

ICEでフランクフルト空港に移動

05:00

パリに移動
メンバーと合流

06:00

カフェで朝食、図面作成
先発メンバーと合流

~ 07:00
08:00

08:00

テストフォロー

09:00

09:00

お客様先にて技術対応、テスト結果打ち合わせ

09:00

装置の手配状況について日本の製造部門に連絡

10:00

10:00

空港のラウンジからWeb会議

10:00

現地社員へ装置の修繕、メンテナンスの指導

10:00

資料作成、報告業務

11:00
12:00

12:00

近くのフードコートでルーマニア料理

12:00

昼食、近所のスーパーでサンドイッチ

12:30

空港のラウンジで食事

13:00

13:00

列車でルーマニアのブカレストに移動、社内で資料作り、電話連絡

13:00

来週の予定についてメンバーに連絡、各種手配

13:30

飛行機でルーマニアのブカレストに移動

14:00

14:00

14時テストフォロー

14:00

打ち合わせ、イタリア関連会社の情報収集

15:00

15:00 - 21:00

車で6時間かけてドイツのデュッセルドルフにもどる

16:00
17:00
 ~

17:00 - 17:30

週報作成し退社

22:30

夜行列車でルーマニアのスチャヴァに移動

23:00

飛行機でフランスに移動

週によってスケジュールは変わります

休日の過ごし方は?

  • 家族とおでかけ、買い物、たまに旅行
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