Interview

少数精鋭だから自分を出せる。フランクな人が多いから接しやすい

M.T

開発専門職(DA)

開発生産技術二課

2023年 新卒入社

理工学研究科化学生命工学専攻 修士課程修了

Profile

生物系分野を専攻し、2023年新卒入社。開発生産技術二課の板紙グループで段ボール等向け薬品の開発・評価・分析を担当。

会社見学や社員との面談で、働く自分の姿が明確に想像できるようになった

Q大学の専攻と、志望していた業界、企業、仕事は?

学生時代は生物系の分野を専攻していましたが、就職先では学んできたことを活かしつつものづくりに関わりたい、という思いから開発職を志望していました。

「長く働き続けることができる企業」を軸に就活をしていたので、安定している企業であるか、成長し続ける企業であるか、自分にあった環境で働けるかに注目していました。

初めのうちは業界や分野をあまり絞っていませんでしたが、化学系メーカーは中小企業であっても環境や待遇の良い優良企業が多いという印象を受けたため、ニッチトップの商品を持つ化学系メーカーの中小企業を中心に調べるようになりました。

Qメンテックを選んだ理由は?

就職活動を進めていく中で、選考の段階でお話しする方々が一緒に働く人ではない点に不安を感じていました。
長く働く以上はどんな人と働くのか知ったうえで企業選びをしたいと思いましたが、実際は採用前にそういった方々とお会いする機会は多くありませんでした。

そんな中メンテックでは、面接のために訪問した際に会社見学や社員との面談の機会があり、同じ部署・職種の方にウェブサイト上ではわからないような業務内容や職場の雰囲気、プライベートのことまでフランクにお聞きすることができました。他社においては実際の業務については概要のみで具体的に想像できないこともネックとなっていましたが、メンテックでは働く自分が明確に想像できるようになったことがこの会社を志望する大きな決め手となりました。

会社のラボで手を動かして薬品の評価や分析を行う

Q現在の仕事内容は?

私が所属する開発二課は製紙工場をお客様とし、各工場に最適な薬品を提供するために開発・改良をする部署であり、板紙グループ・家庭紙グループ・新技術グループの3つに分かれています。
私は現在板紙グループで段ボール原紙等を製造する工場に向けた薬品を開発しています。私の職種であるDAは製紙工場へは行かず、会社のラボで手を動かして薬品の評価や分析をする役割を担っています。

業務内容は大きく分けて2つあり、1つ目は薬品の選定や開発です。
既存ラインナップの中からお客様に最適な薬品を選定するため、工場で薬品が使用される際の環境や条件を再現したうえで薬品効果を比較検証します。また既存ラインナップで対応できない場合は、必要に応じて新しい薬品の評価も行います。

2つ目は製紙工場にて発生した汚れや欠点の分析です。
抄紙機に付着した汚れや欠点を分析し、成分から発生箇所を特定したり、薬品の適用効果を調べたりします。これらの分析結果を踏まえ、営業の方々が薬品や装置面からお困りごとの改善策をお客様に提案します。

自分の分析を踏まえて現場が対応、トラブルが収まったときはやりがいを感じる

Q仕事でやりがいやモチベーションを感じるときは?

汚れや欠点の分析依頼が同時期に何件も重なったとき、すべてを納期内に結果報告できたときに達成感を感じます。

間違った分析結果を出してしまうと、問題解決のアプローチも本来行うべき対策とは間違った方向へ進んでしまう可能性があるため、慎重に行うよう心がけています。その分、自身が行った分析の結果を踏まえて現場の方が対応し、トラブルが収まったときはトラブル解決に貢献できた実感があるため、やりがいを感じます。

同様に自分が評価して選定された薬品が提案・採用の流れになった際は、ラボでの評価が妥当なものだったのだと安心するとともに、製品販売の一翼を担っているという充実感があります。

さまざまな知見を集めながら、一つの目標に向かって協働するのが楽しい

今現在、これまで触れてこなかった新しい分野に挑戦しているため、それが一番の壁でありチャレンジだと感じています。

初めて触れる領域なので実験内容や評価方法から確立する必要があり、一からつくり上げることや正解がないことの難しさを感じています。

一方で、初めて関わることになった方が多くいて、さまざまな人の知恵を集めながら一つの目標に向かい協働している状況が非常に楽しくもあります。周りの方々に期待や励ましの声をかけていただくこともあり、成し遂げられれば大きな成果となるので、今が踏ん張りどころだと思っています。

多くの経験を積み重ね、薬品知識豊富なDAになることが今の目標

Q将来の目標は?

現在はDSPと呼ばれる紙の乾燥工程に関する技術開発が主な業務ですが、その前工程であるウエットパートを含めた抄紙工程全体について理解する必要があると感じています。同じ抄紙機の中でもウエットパートとドライパートでは使用する薬品の中身も求められる性能も異なります。DSP技術に注力しながら、他の領域ついても徐々に理解を深めていきたいと考えています。

入社して数年が経ちますが、まだまだ知識が足りず周りの方には到底及ばないと感じます。周りの状況に広くアンテナを張り、より多くの経験を積み重ね、薬品知識豊富なDAになることが今の目標です。

地盤は固いが成長もしていて、フレッシュなベンチャー企業のような側面も

Qズバリ、メンテックの魅力は?

いくつかあります。まず、少数精鋭かつフランクで接しやすい方が多いので、社員間や部署間のやり取りがスムーズなこと。少数精鋭なので一人ひとりの裁量が大きく、自分の存在感が出せること。また、研究開発に当てる資金が多いのではないかと思います。
その分新しいことを始めるスピードが早く、気づいたら身近なところでも次々に開発が進んでいます。

さらに、国内で安定したビジネスを展開しつつ、海外では挑戦をしているという、2つの側面を持つこと。
地盤は固いが成長もしていて、フレッシュなベンチャー企業のような面があると感じます。

また、私は英語が好きではあるものの、ほとんど実務で使える程の英語力ではないのですが、たまに海外の方が研修や視察に来たり、日本語が話せる方と英語でメールのやり取りをする機会があるので(月に1回程)、本格的に英語を使うのは躊躇してしまうけれど何となく触れてはいたいという私にはぴったりの環境です。「聞き取れた!」「通じた!」と、小さな喜びを感じています。

Q充実していると思う社内制度は?

ベネフィット・ステーション。福利厚生でプライベートでもレンタカー代や映画・施設の入場料が割引きになるのでよく利用しています。

また、フレックス制度や時短勤務等の勤務時間に融通を聞かせられる制度が整っているので、それぞれに合った働き方ができると思います。

Schedule

富士技術開発センター
富士技術開発センター
富士技術開発センター
富士技術開発センター
富士技術開発センター
08:00

08:30 - 14:00

A製紙向けの薬品を選定

08:30 - 12:00

薬品規格書の作成

08:30 - 15:00

B製紙の条件でラボテスト

08:30 - 12:00

工場で発生したマシン汚れや欠点の成分分析

08:30 - 15:00

新規ラボテストの手法検討

09:00
10:00
11:00
12:00
13:00

13:00 - 17:30

セミナー参加

13:00 - 16:00

外部施設で分析

14:00

14:00 - 17:30

外部施設で分析

15:00

15:00 - 17:30

製品の原料ロット差を確認

15:00 - 16:00

測定機器の定期メンテナンス

16:00

16:00 - 17:30

分析結果の報告資料作成

16:00 - 17:30

案件の進捗状況をミーティングにて共有

17:00

週によってスケジュールは変わります

休日の過ごし方は?

  • オンラインで友達と謎解き
  • 少し遠出してバードウォッチング
  • サウナでリフレッシュ
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